海外移住を後悔した時がありました。
5日間くらい。
結論から言うと5日後には
まあ何とかなるか!しばらくここで過ごしてみるか!(というか過ごすしかないし…。)
と気持ちが切り替わり今に至るのですが。
その当時のことを振り返ってみたいと思います。
日本を出てスペインに到着!
乗り継ぎ2回、約丸二日間の移動を経てようやくスペインバスク地方に到着しました。
もうヘットヘトでした。子ども2人を面倒見つつの狭い機内では十分な睡眠もとれず、ようやく到着!と思ったら荷物8個のうちの4個が見当たらず。
(のちに隅っこに追いやられていたものを探し回った末発見しました…涙)
ようやく仮住まいのマンションに到着しました。
でもなんか汚い…。笑
家具備え付けの部屋だったのですがなんだかソワソワしてソファに座る気にもなれず(汚そうで笑)
靴を脱ごうにも床も汚いし。
でも靴のままだとなんだか落ち着かない。
ええい!もう掃除だ!!
と着いていきなり掃除開始。
へとへとの体に自分で更に鞭を打つ。
ようやく一息つく頃にはどどどどどっと疲れが押し寄せ
「もう何もしたくない・・・」状態に。
思いのほか英語が通じないスペイン
ヘトヘトで何もしたくない状態でもお腹は空くので近くのハンバーガー屋さんへ。
スペイン語ゼロで移住してきた私。
スペインだけど英語でオーダー。
結果。通じず。
チーン。
けれど今の時代、翻訳機(スマートフォンの)という素晴らしい機能が!
メニューを指差したりそれでも足りない部分は翻訳機でスペイン語に翻訳し無事注文完了。
お腹も満たされたのでついでに近くのスーパーマーケットに寄って食材を少し購入。
その時も全てがスペイン語なので(当たり前ですが)塩か砂糖かの見わけもつかない。
牛乳ひとつ買うにしても種類が多く何がどう違うのか分からない。(日本にも各メーカーの牛乳、低脂肪、など色々ありますよね)それをまたいちいち翻訳する。
もうそのレストランとスーパーでのちんぷんかんぷん状態に一気に気持ちが絶望状態になりました。
そして思ったのです。
「私・・・ここでやっていけないかも」
言語の違いによるストレスを痛感
「スペイン語わからないけど英語で何とかなるだろう~」
と思っていた私はその何かにつけていちいち翻訳しなければならないことにとてーもストレスを感じました。
自分の伝えたい事も、塩を買うことも、牛乳を買うことも。
いちいち翻訳機の力を借りなければならないのか・・・。面倒すぎる・・・。
今までの私ならその『全てが分からないこと』すらも楽しめていたはずなのに・・・。
子ども体調を崩す・・・
さらに移動の疲れからか子どもが発熱したり嘔吐が止まらなくなったりと体調を崩しました。
ひとまず家で看病して様子を診て回復していったのでよかったのですが上記述べたストレスに加え看病、そして自分も長距離移動の疲れ。
ストレスがピークに達していました。
そして。
あーなんか思ったよりスペイン生活しんどいかも。
この先ここで暮らすなんて無理かも。やっていけないかも。
全然言葉も通じないし。何書いてあるか全く分からないし。
ちょっとだけスペインに来たことを後悔し始めました。。。
一週間後・・・気持ちが晴れる。
子どもも体調が回復してきて自分も時差ぼけから回復して体調が万全になってくると、
自然と気持ちも前向きになってきました。
スペインに着いて1週間はこんな所で暮らしていくなんて無理かも…とネガティブな感情が渦巻いていたのですが
うん、何とかやっていけるかも。
せっかくだから楽しまなきゃ!
言葉通じなくても助けてくれる人もいるし。
聞けば何とかなったりするし。
翻訳機は面倒だけど分かり合えるると快感!
よし、街を散策しよう!
気持ちも行動も明るくなってきました。
結論
やっぱり自分の体調と精神状態は結びついていますね!
体調がすぐれなかったり疲れが溜まっていると思考もネガティブになりがちです。
当たり前の事なのですが改めてそう感じた一週間でした。
冷静になって、元気を取り戻して、
また頑張ろう!楽しもう!と今回の移住をポジティブに考えられるようになっていきました。
めげそうになる時もありますが今のところ元気に前向きに頑張れています!
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